チッタ、ブルッティ、ニローダハ
Yoga sutra(ヨーガスートラ)では、yogaの定義をチッタ、ブルッティ、ニローダハとしています。
チッタ…心
ブルッティ…心の動き
ニローダハ…正しく導く
⇒ヨーガとは心の動きを正しく導く。となります。
本によってはニローダハを“止める”と訳すものもありますが、わたしのグルは「正しく導く、訓練する、自制する」などと訳していました。
身体や、目や耳などの感覚器官、心は私たちの道具、外の世界を経験するための道具です。いくら高級な外車を持っていたとしても車庫に入れたままにしておくように、身体や感覚器官、心を使わずに閉まったままにしておくのでは意味がありません。
動きを止めるのではなく、心(心の作用、思考や脳)を正しく働かせて、世界を経験し、自分自身についての学びを深めていくのです。
Yoga sutra では、心の作用を訓練する方法として、アシュタンガヨーガを提案しています。ヤマ、二ヤマ、アーサナ…以前のブログにもアシュタンガヨーガについて少し書きましたが、アシュタンガヨーガにならった生き方をすることで心の動きを統制できる。ということですね^ ^
あんまり難しく考えず、今の自分の思考、心の動きに気づくことからはじめてみましょう( ˆoˆ )/
その継続が yoga=生き方 となるはずだから